世界は今
■温暖化原因を人為的CO2増加と断定
IPCC第4次報告は、21世紀末、化石エネルギー依存社会が続く場合、平均気温は1980 ̄99年比約4℃上昇と予測。
京都議定書で、日本は2008 ̄12年平均の温室効果ガス排出量を、1990年比6%削減する義務をおっていますが、逆に8%増加しています。
■ 未来のエネルギー社会
2050年には世界の一次エネルギーの50%を再生可能エネルギーが、2100年には2/3を太陽光発電と太陽熱発電が担う、という目標に基づいた政治が、ドイツではじまっています。
欧州全体では、2010年までに一次エネルギーの12%、2020年までに20%を、再生可能エネルギーへ転換することを目ざしています。
日本の目標は、2010年に1次エネルギーの3%。
世界では、脱石油、脱原発後のエネルギー社会が、既に語られているのです。 |
2100年世界エネルギーの2/3は太陽エネルギー
出典”Welt im Wandel: Energiewende zur Nachhaltigkeit”WBGU,2003