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太陽光発電所長大集合イベントを開催しました!
〜関東を中心に全国から約200名が大集合!〜

 2003年の年の瀬押し迫る12月20日(土)、東京の星陵会館(千代田区永田町)にて太陽光発電所長大集合イベントが開催されました。
 約200名の参加者を最初に迎えたのは、所狭しと張り出された各地の発電所長達の手作りポスターでした。9つの地域でのコンテストをくぐりぬけたユニーク事例の発表や、PV基礎講座の卒業式など、PV-Netの2003年の活動の大きな節目となる大イベントとなりました。

◆プログラム概要
1、ユニーク太陽光発電所を探そう!ユニーク事例コンテスト
2、太陽光発電所マップの発表
3、講演「太陽のはなし」 講師:日江井榮二郎 国立天文台名誉教授(正会員)
4、PV健康診断(システムのチェック)
5、太陽光発電基礎講座参加者の卒業式、Q&Aの発表
6、ユニークPVを探そう! 表彰式
7、懇親会

◆1、ユニーク太陽光発電所を探そう!ユニーク事例コンテスト

  
 「楽しくてユニークな太陽光発電所を探そう!」という企画で、9地域のPV-Netフォーラムから勝ち進んだお2人ずつに発表して頂きました(本当は皆さん全員のお話を頂きたかったのですが、時間の関係でやむを得ず、他の事例はポスターセッションでのご参加でした)。
 多くのボランティアの方々に支えられて、PV-Net賞、ユニーク賞、環境貢献賞、普及貢献賞、パイオニア賞、ポスター部門賞を授賞させて頂く事が出来ました(受賞された皆さん、おめでとうございました)。でも、賞の結果に関わらず、太陽光発電設置者の皆さんは全員、日本のPV普及史における「パイオニア」でいらっしゃいます。次回は是非、あなたの熱い思い、ご自慢の設備をご紹介下さい。

※後日談
こちらのユニークPV事例発表を中心に、PV-Netでは本を出版しました! 「わが家ではじめる太陽光発電」です。

◆2、太陽光発電所マップの発表 〜9地域のマップを集大成〜

 正面舞台いっぱいの幕がするすると上がると、「太陽を象徴する赤いマーク」が星のようについた、広域関東の地図が現れました。9都県のフォーラムで作り上げたそれぞれの「太陽光発電所マップ」が、大きく1つに繋がったのです。壇上では各地の代表から、特徴や取り組みが報告されました。
地図の中身はPV-Netホームページのマップと同じものですが、こうして広域関東という大きな広がりとなって目の前にあると、「うちの太陽光発電もこの広がりの中のひとつの星なんだなぁ」という感慨もひとしお。



3、講演「太陽のはなし」〜講師:日江井榮二郎 国立天文台名誉教授(正会員:東京都府中市)

 国立天文台にて太陽の研究・観測に従事し、乗鞍コロナ観測所長を務められた会員の日江井榮二郎さんに、太陽についてのお話をいただきました。

太陽の概観: 太陽は銀河系の中心から約3万光年のところに位置し、誕生してから今日までに23回銀河系を回っています。つまり太陽は23歳、私たちはとても若々しい太陽のもとにいます。太陽の半径は約70万Kmで、地球と比べて約110倍です。星として大切なのは質量です。質量はなんと地球の約33万倍。(略)

核融合反応: 太陽は宇宙に浮かぶ核融合反応炉と言えます。この反応炉の特長は、1)核反応材料である水素を多量に持っている、2)厚いガス層があって、中心部の高温を保つ毛布の役目をしている、3)自動制御がはたらく、の3点です。自動制御とは、中心部で核反応が暴走して高温になると、中心部が膨張してエネルギーを費やしてしまい、結局温度が冷えます。また温度が下がると周りから押されて、重力エネルギーにより逆に温度が上がります。太陽はこれを自動的に行い、私どもはこれを自動制御と呼んでいます。よくできた機構になっています。(略)太陽の中心部で核反応が起こっていることは、ニュートリノの観測で実証されています。ニュートリノは核融合反応により発生します。太陽で発生したニュートリノはカミオカンデなどで観測されています。しかし、観測されたニュートリノは期待値の半分でした。これが意味することは、1)太陽が現在充分なエネルギーを発生していない、2)核物理がどこか間違っている、3)太陽の内部についての知識が間違っている、のいずれかです。専門家の間では、核物理が間違っているのではないかという説も言われています。

この他、太陽光そのものについてや、地球への影響など、新しい視点に目からうろこが落ちるようなお話を頂きました。 この講演「太陽のはなし」は、会報3号に更に詳しく載せています。 ご興味のある方は、お早めのご入会か、バックナンバーをお求め下さい。

◆4、PV健康診断(システムのチェック)
「お宅の太陽光発電は元気に働いていますか?」を合言葉に、各地域フォーラムにてPV健康診断が実施され、トラブル対応へつながったとの話も聞いています。今回の大集合イベントではPV健康診断の概要、これまでの取組みや今後の動きを中心に、実際の診断結果や寄せられたデータの比較分析などの報告をしました。

当日は実際の発電量と推定発電量との比較や各地域の近隣比較の例が紹介されました。また、不具合時には-50%以上も推定発電量と離れている実例などの貴重な報告もされました。さらに、発電データを当日会場にお持ち頂いた会員には、その日のうちに健康診断結果を渡すサービスも行い、多くの反響と期待の声をいただきました。

◆5、太陽光発電基礎講座参加者の卒業式、Q&Aの発表

 

◆6、ユニークPVを探そう! 表彰式

 

◆7、大集合イベント懇親会

 当日は近年にない「大雪」が予想された中、「太陽光発電所長大集合イベント」に参加された皆様。大変ご苦労様でございました。結局予報どおりの大雪でしたが、参加者のパワーは、すごかったですね。
実は、懇親会が目当てで参加された方もいたのでは?

 次回は、ますますパワーアップして太陽光発電所長たちの交流を盛りあげていきます。



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