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太陽光発電(PV)基礎講座−第2回−を開催しました


 10月5日(日)さわやかな行楽日和にもかかわらず、第2回PV基礎講座は75名の出席者に恵まれ、開催されました。場所は第1回と同じく新宿御苑インフォメーションセンター2F「レクチャールーム」でした。たくさんの方が熱心に質問され、中には休み時間に講師の方と話し込まれる方もいたのが印象的でした。
 今回、「太陽光発電・よくある質問Q&A」(※太陽光発電に関する様々な質問)の回答を受講者で作ることが、この講座の「宿題」として出されました。全部で40数個ある質問リストの中で、参加者の皆さんが幾つか質問を担当し、全3回の講義内容を受けて、回答をつくります。12月6日に開催される第3回講座では、数人のグループごとに「Q&A」の答えをまとめます。

プログラム(13:00〜16:40)
開講挨拶 代表理事:深海博明
講義I『太陽光発電のメンテナンス・保険』  講師:大坪典弘氏 シャープ(株)
講義II『太陽光発電の助成政策』  講師:新国禎倖氏 (財)新エネルギー財団(NEF)
講義III『太陽光発電のグリーン電力制度』  講師:黒岩彰三氏 (財)広域関東圏産業活性化センター
講義IV『太陽光発電のRPS政策』  講師:中島恵理氏 資源エネルギー庁
総括 コメンテーター:藤井石根氏 明治大学理工学部機械工学科教授


講義I 太陽光発電のメンテナンス・保険
 太陽光発電の機械の仕組み・システムの条件・気象などの要因によって、発電量がどう変わるのかなどを説明の後、メンテナンスを考えるにはインバーターの耐久期間とパネルの耐久期間を別に考える必要があることを話されました。講義の最初に「シャープの機械の方は?」と聞かれ、会場の7割近い方々が手を上げたことから、シェアの大きさが実感できました。また、参加された方々もとても熱心に質問をしていました。



講義II 太陽光発電の助成政策
 94年度から日本で住宅用太陽光発電システム設置への補助制度が始まり、97年頃から世界一の普及という実績を確立、今年度上期の応募だけでも29,000件近くあり、9年半の間に15万件近い導入の予定になると聞きました。
 また、約8万件からの報告をデータベース化し、今年度からホームページで公開を始めています。助成等の政策を実施している自治体リストなど、会の活動にもとても参考になるお話で、「多くの有意義なデータを今後大いに活用したい」との感想もいただきました。


講義III 太陽光発電のグリーン電力制度
 今まで話を聞いてはいても、具体的には知らなかったグリーン電力制度についてお話頂き、消費者からの寄付と、更に電力会社からの同額の寄付に支えられている事など、太陽光発電をめぐる政策の広さを感じました。今年度は、普及と環境教育の2つの設置目的の応募を受付けているそうで、小さなJR駅舎や区役所、中学校など様々な実例も見せていただきました。


講義IV 太陽光発電のRPS政策

 今まで興味があっても分からなかったRPS政策について今回の講義は、「全体が分かってよかった」という感想の方が何人もいらっしゃいました。また、電気事業者は新エネルギーの利用率の達成に大いに努力する必要があることから、これから太陽光発電のみならず、新エネルギーの発展を予感できるお話でした。


総括

 当日の天声人語の引用で、生活のダイエットをしていって、よりスマートな生活をしよう、との身近な所から行動を始めようという気持ちの沸いてくるまとめをして頂きました。参加者のお一人は「自分のダイエットと共に生活もダイエットしなくては」と切実感をもった感想をもたれていました。

懇親会
 43人もの方々が参加され、講師を囲んで皆さん大いに盛り上がりました。地域の活動の展望や、この会の未来などなどについて、酌み交わしつつ盛り上がりました。

*今回は、太陽光発電の維持管理や様々な制度を4人の講師の方々にお話いただく幅広い内容で、一日で勉強するには中身がとても多かったと思われます。それでも、それぞれ分野の第一線で活躍されている専門の講師の方が、精一杯解かりやすい講義をして下さいました。参加者の熱心さから、今後のこの会の可能性が感じられるとの感想も頂きました。




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