電力自由化への対応について
2016年4月よりスタートした電力小売全面自由化では、家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。
PV-Netでは、電力自由化を再生可能エネルギーを普及拡大するチャンスと捉え、「電力を選べば社会が変わるパワーシフ・トキャンペーン」の運営団体として活動するとともに、再生可能エネルギーの普及拡大につながる電力自由化情報やPV設置者や再エネの拡大を望む皆さまに有用となる自由化関連情報をお伝えしていきます。
@【提言・アピール】原発廃炉費用を新電力に負担させるべきでない! (16.12.19)
<要旨>
経産省の「東京電力改革・1F問題委員会」と「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」で審議し、閣議を経て政府案となりつつある「原発の廃炉費用や事故処理費を国民や新電力に負担を求める問題」は、理にかなわず不当なものであることを表明するとともに、グリーンな太陽光発電事業者であり、電力の消費者でもあるNPO法人太陽光発電所ネットワークの会員の総意として、上記の政府案を撤回し、以下の論点を踏まえた施策とすることを要求します。
1.原発は危険性だけでなくコストも高いことを前提にすること
2.電力自由化・発送電分離のスタート時には新電力の育成を最大限考慮すること
3.原発費用の「過去分」請求は不当!
4.原発廃炉税など別枠で費用負担額を明確にして国民に問うべき
5.安全神話を流布させてきた責任を棚に上げての費用負担論は認められない!
6.電力自由化・発送電分離の趣旨に沿った内容にすること
7.責任を明確にすること
8.節度のある再生可能エネルギーの普及をはかること
A太陽光発電設置者のための電力自由化Q&A (16.5.11)
※PV設置者のための電力自由化に対するQ&Aです。
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